病理診断科
概要・特徴
病理診断科のスタッフが直接患者さんと接する機会は少ないのですが、病理診断科で行われている各種の病理診断は医療を支える重要な役割を担っています。

病理診断科では、試験穿刺、内視鏡による採取や切除、外科手術などによって患者さんの病変部から得られた細胞や組織から顕微鏡標本を作製し、病気の状態を的確に判断する病理診断を行っています。
臨床医から提供された各種情報をもとに、患者さんの治療に必要となる病変の状態について顕微鏡的に診断するほか、近年では遺伝子検査を含めた多方面からのアプローチによる診断がなされています。
病理診断科で行われている業務としては
- 生検組織診断
- 細胞診断
- 手術組織の病理診断
- 術中迅速診断
- 病理解剖
などが挙げられます。なかでも北海道内や全国的にもトップクラスの症例数を担当する各診療科から依頼される、内視鏡切除組織を含む手術組織診断の割合が多いのが当科の特徴の一つです。
病変の本体をつきとめるためには多数の標本作製や、特殊な染色を施した標本作製を必要とする場合も少なくありません。

当科は、1999年に恵佑会臨床病理研究所として開設されましたが、2013年からは『病理診断科』に改組され現在に至っています。当科では、恵佑会札幌病院、恵佑会第2病院の病理診断を担当しています。常勤の病理専門医、口腔病理専門医、臨床検査技師のほか、複数の非常勤専門医や外部施設のご協力をいただきながら、病理診断を行っています。
患者さんの適切な治療のために、臨床医とともに検討を重ね、良質の医療が提供できるように日々努力しています。



