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リハビリテーション科 概要・特徴

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恵佑会札幌病院リハビリテーション科の理念

恵佑会札幌病院リハビリテーション科の理念

「がん拠点病院として、最善のがんリハビリテーションを提供し、常に患者さんに寄り添い、“思いやり”をもってその人らしさを取り戻せるように支援いたします」


立ち上げ~現在


立ち上げ~現在

・2021年6月にリハビリテーション科が新設され、同年9月から診療報酬の算定が開始となりました。

・現在は理学療法士5名が在籍しており、がん患者さんを中心としたリハビリテーションの介入を行っております.

・医師・看護師・他職種との連携を密に行い、質の高い医療を提供しより良い状態で患者さんが退院できるように、各病棟で毎週がんリハビリカンファレンスを行うなど積極的に取り組んでおります。


構成


構成

・理学療法士5名(令和5年2月現在)

 

・認定資格・修了研修

 認定理学療法士(呼吸) 1名

 3学会合同呼吸療法認定士 2名

 がんのリハビリテーション研修修了 3名

 緩和ケア研修修了 3名

 北海道リンパ浮腫医療従事者研修修了 1名

 福祉住環境コーディネーター 2級


・施設基準

 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅲ

 廃用症候群リハビリテーション料Ⅲ

 運動器リハビリテーション料Ⅲ

 呼吸器リハビリテーション料Ⅱ

 がん患者リハビリテーション料

5西・6西 リハビリテーション室              5東・6東リハビリテーション室   


当院の特徴的な疾患と治療


当院の特徴的な疾患と治療

・食道癌:

術前抗癌剤治療と放射線治療施行中でADLが低下する可能性がある患者さんには、術前から身体機能向上や全身持久力向上を目的に介入いたします。術後は入院期間が長期になることがあるため、術後合併症予防・廃用症候群予防をはじめ、術後身体機能が低下した患者さんに対しての自宅退院に向けたリハビリテーションを実施しております。


・肺癌:

術前は身体機能評価・呼吸法指導、術後は合併症予防や早期離床、排痰等の介入を実施しております。また、化学療法・放射線治療中はADLや全身持久力が低下しないように筋力訓練や全身持久力訓練を実施しております。脳・骨転移がある患者さんには、ADLの維持を目的とした訓練や身体的負担の少ない動作指導などを実施しております。


・口腔癌:

切除・再建を行う患者さんは頸部郭清術を伴うため術前から上肢機能評価を行います。頸部郭清術を施行された場合は上肢機能訓練、自主訓練指導を行い、必要に応じて嚥下訓練を実施しております。


・頸部郭清術前後:

頚部郭清術前の患者さんに対しては上肢機能評価を行います。

頸部郭清術後の患者さんに対しては入院中から自主訓練等を指導し、後遺症を軽減し自宅生活や職場復帰を目指した関わりを行っております。退院後に抗癌剤治療や放射線治療で再入院された患者さんに対しても継続して上肢機能訓練を実施することがあります。


・咽頭喉頭食道摘出術+頸部郭清術:

咽頭喉頭食道摘出術後は筆談や人工喉頭によるコミュニケーションを図りながら、頸部郭清術後の上肢機能訓練や呼吸リハビリテーションを実施しております。


・リンパ浮腫:

リンパ浮腫の患者さんに対して、リンパ管静脈吻合術(LVA)を施行しております。局所麻酔下での手術のため、術後当日にリハビリテーションの介入、吻合部に適した運動を中心に実施し、退院後も効率が良い運動が継続できるように介入しております。


・乳癌術後乳房再建:

乳癌の方で乳房切除とエキスパンダーを施行された患者さんへ、術後翌日からパスに沿った介入、入院中や退院後の注意点も資料を用いて指導し、安全面に考慮した関りを行っております。


・緩和ケア:

緩和ケア内科医の治療方針に沿って、自宅退院に向けた調整が必要な患者さんに対してリハビリテーションを実施しております。


スタッフインタビュー 勤続年数1年目


スタッフインタビュー 勤続年数1年目

・働きたいと思った理由

 祖父ががんを経験したことで、がん患者さんに携わりたいと思い、がん専門病院である恵佑会を見つけたことがきっかけでした。病院見学で職員の人柄や清潔感のある病棟をみたことで背中を押され、ここで働きたいと思いました。


・働いてみて感じた印象

 病院見学で感じたままの印象で、病棟は綺麗で清潔感があり、気持ち良くお仕事ができると思いました。個々で段階的に指導してくださり、たくさんのことを経験させていただくことで成長できると感じました。


・職場の雰囲気

 科内は少人数のため、スタッフ同士の距離感が近く、話しやすいです。立場や年齢に関係なく、自分の意見や考えをしっかりと聞いてくれる職場です。


・今後の目標

 まず自分がやるべきことは、呼吸器・消化器など周術期リハビリテーションの知識や治療技術を深め、患者さんの早期退院を目指し生活の安定化を図ることだと考えております。新人という肩書きで患者さんを不安にさせないように、治療効果と説得力を身につけていきたいです。



今後の展望

今後の展望

 当院リハビリテーション科では、食道がんをはじめすべてのがん患者さんや、あらゆる疾患の患者さんに対し、治療による合併症や廃用症候群を予防し、身体機能の改善、生活の質(QOL)の向上のために入院早期からリハビリテーションの介入をさせていただいております。

 

 また、多職種連携を重要視しており、病棟スタッフとのカンファレンスや訪問看護、ケアマネージャーなど地域の医療従事者とのカンファレンス、院内でのがんリハビリテーション委員会など積極的に参加しています。


 今後も患者さんにとって安全で安心なリハビリテーションを目指し、より地域に根付いたリハビリテーション科をつくっていけるよう日々努力してまいります。


お問い合わせ 等


お問い合わせ 等

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TEL:011-863-2101

FAX:011-864-1032

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