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消化器外科 食道がん 実績

1981年開院以来2014年12月迄に入院された全食道がん患者さんは6,222人です。治療法は時代と共に変化するため、2000年1月以降2014年12月迄の4,431人の治療法を抽出いたしました。この期間において1番多かった治療法は切除60.1%(2,662人)であり、その内訳として、外科的切除が41.2%(1,824人)、内視鏡的切除が18.9%(838人)となっています。外科的切除の中には8.9%(396人)の鏡視下補助手術が含まれています。切除以外の治療(非切除)は、39.9%(1,769人)です。

治療後5年以上生存する割合を『5年生存率』で表わしますが、食道がん切除後の全患者さんの5年粗生存率は63.2%(食道がん切除治療を受けた全員の生存率、がん以外で亡くなった人も含む)、そして5年原病生存率は70.8%(食道がんのみの原因で亡くなった人)でした。もちろん、がんの進行度(進み具合)により成績が大きく違います。他の治療法の成績もありますが、患者さんの背景(進行度)が異なっているため省略いたします。

食道がんは今後も診断や治療の面で変化していくと思われます。恵佑会では最新の情報を説明しながら、豊富な経験に基づいた診断と治療を行ってまいります。

 

食道がん 各治療法における症例数

食道がん 各治療法における症例数

※2012年3月以降、内視鏡的切除は恵佑会第2病院で施行

2017年~


2017年2018年2019年2020年

切除

(鏡視下含む)

175178125178

化学放射線

(単独・手術併用含む)

13313812976

内視鏡的切除

(ESD・EMR)

105146183157


2017年~

2017年2018年2019年2020年2021年

切除

(鏡視下含む)

175178125178152

化学放射線

(単独・手術併用含む)

1331381297689

内視鏡的切除

(ESD・EMR)

105146183157154


2012~2016年


2012年2013年2014年2015年2016年

切除

(鏡視下含む)

135173205159176

化学放射線

(単独・手術併用含む)

97151110115102

内視鏡的切除

(ESD・EMR)

120122110119127


食道がん 各治療法における症例数

食道がん 各治療法における症例数

2006~2011年


2006年2007年2008年2009年2010年2011年

非切除

115161128156159139

内視鏡的粘膜切除

(EMR、ESD)

545770707981
切除10592101767896
切除(鏡視下補助)11262545595934
合計285336324347375350


2001~2005年


2001年2002年2003年2004年2005年
非切除61767896113
内視鏡的粘膜切除(EMR、ESD)2625353546
切除59819681107
切除(鏡視下補助)19164312
合計165198213215278


1996~2000年


1996年1997年1998年1999年2000年
非切除3459494754
内視鏡的粘膜切除(EMR、ESD)2123151726
切除10486879375
切除(鏡視下補助)1


19
合計160168151157174


1991~1995年


1991年1992年1993年1994年1995年
非切除3922414840
内視鏡的粘膜切除(EMR、ESD)
441418
切除7974718882
合計118100116150140

1986~1990年


1986年1987年1988年1989年1990年
非切除614102530
切除3757546571
合計43716490101


1981~1985年


1981年1982年1983年1984年1985年
非切除41115146
切除911173936
合計1322325342


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