スタッフコラム
第58回地域住民講座を開催しました
7月20日(土)、第58回地域住民講座【胆石症と胆のう腫瘍】を開催しました。
今回の講師は、消化器外科の坂下医師が務めました。
胆石とはいったいどのようなものなのでしょう。
坂下先生のお話によると、症状がある方もいますが、自覚する症状が無い方が半数にものぼるとのことです。
また、胆石は総人口の10~15%の方が保有し、その数は増加傾向にあるとも。
原因として考えられるのは、脂肪多い食事・腸管からの感染・溶血が挙げられます。
治療法としては、内服など様々ありますが、
リスクなどを考慮した上で、疼痛の少ない腹腔鏡下胆のう摘出術で治療することができます。
悪性の胆のう腫瘍には、様々な検査や病理診断を検討し、進行状況を判断したのち治療法を決定しています。
自覚症状で気になる点があるという方は、一度病院で相談されてはいかがでしょうか。