スタッフコラム
職場体験学習
当院看護部では毎年、高校生の職場体験学習の受け入れを行っています。
今年は9月13日、20日、21日の3日間、札幌平岸高等学校2年生5名、札幌清田高等学校1年生9名、
北海道札幌白陵高等学校2年生6名が来てくれました。
参加の目的は
・将来看護職につきたいと思っているので、実際の現場を見て
役立てたい
・看護とはどういうものなのかを知り、これからの将来について
考えていきたい
等、将来の進路を見据えての参加という方が多くいらっしゃいました。
当院の特徴や施設などに関するオリエンテーションの後、
白衣に着替え、各病棟で看護師と一緒に患者さんの血圧や体温などの
測定、足浴や散歩の付き添い、配膳などを行いました。
午後からの全体会では、看護師が高校生の皆さんからのさまざまな質問にお答えしたあと、体験の感想を発表してもらいました。
質問内容は
・看護師になって良かったと思える時はどんな時か
・看護師は死に向かう人を看るけれど大丈夫ですか
・なぜこの病院を選んだのですか
感想では
・血圧測定や熱を測っている際にも容態を聞いていて、会話から
気づくことが大切だと思った
・初めての体験をたくさんできて良かった。看護師の仕事は大変
だけどやりがいのある仕事だと思った
・カンファレンスの場面でも看護師同士の仲の良さが感じられて
雰囲気が良かった 等、たくさんの内容が挙がりました。
高校生の皆さんの感想から、担当した看護師も気づきややりがいを実感できる時間になり、あたたかな空気が感じられる全体会となりました。
今回の経験が、参加された皆さんの進路選択のお役に立つことを願っています。
また、快くご協力くださいました患者様には心より感謝申し上げます。